若いころに渡加(ワーキングホリデー)した時期は、10月頃と記憶しています。
すぐに日本食レストランで働き始めましたが、
「夏は旅を楽しみたいので、6月末まで働かせてください」
と伝えておきました。
カナダで過ごした時間すべてが自身の宝ですが、5万円で購入したオンボロ車での旅も、最高の思い出です。
その夏の旅で訪れていない地、観光名所もたくさんあるのですが、その中のひとつがアルバータ州のカナディアン・バットランド(州立恐竜公園)。
※ワーキングホリデー・・・海外で1年間働きながら滞在できるビザ。年齢制限があるので、若いときに利用すべし。 |
55種類もの恐竜の化石が見つかっている『州立恐竜公園』

アルバータ州のカナディアン・バットランドは、約75平方キロメートル(1平方km=1辺の長さ1km)という広大な敷地で、55種類400を超える恐竜の化石が見つかっている恐竜の聖地。
恐竜の化石は、世界中で発掘調査が行われていますが、多様かつ大量に骨格が見つかっている場所は、カナダがナンバーワン。1955年には『 州立恐竜公園 』が設立され、1979年には世界遺産に登録されました。
ちなみに日本では福井県にある「福井県立恐竜博物館 (←超おすすめ♪)」が化石発掘されている地として有名ですが、現時点で5種類の化石が確認されています。
カナダの55種類はすごいですね。。。
化石発掘体験!ダイナソー州立公園プログラム
アルバータ州・ダイナソー州立公園(州立恐竜公園)では、雄大な景色の中に眠る恐竜の発掘体験やバス探検ツアーなど様々なプログラムが用意されています。
息子も恐竜が大好きなので、カナダに行くことができたら、ぜひ立ち寄ってみたいところです。
■ダイナソー・バス探検ツアー 専用のバスでビューポイントを周るツアー | 大人 $20 子ども $10 【時間】2時間 |
■化石探索トレイルツアー 化石を探索しながら、化石について勉強 しながら周るツアー | $80 (14才以上) 【時間】6時間半 |
■化石発掘ツアー 1~3日 化石発掘に挑戦できるツアー | $180/日、$500/2日 $700/3日 【時間】7時間 |
$20で参加できる専用バスによるツアーや、半日かけて歩きながら「化石の探索」を行うツアー$80も楽しそうですね。
上記ツアーは一部情報となります。他にもたくさんのツアーが組まれていますので、訪問直前に確認してみたいと思います。
基本的にカナダでは化石が法律で保護されているので、見つけた化石の持ち帰りはできないようです。アルバータ州政府も化石店で売られているもの以外に化石の持ち出しを禁じています。
が、
州立恐竜公園のフィールドスタッフが
「1個くらいいいですよ」
と言ってくれたので、持ち帰ったとのレビューを見つけてしまいました。(笑)
福井県立恐竜博物館の「化石発掘体験」では、貴重な化石は持ち帰りできませんが、よくある化石であればお土産にできるので、カナダの化石発掘もお土産にできたら嬉しいですね。
州立恐竜公園で極上のキャンプ泊
州立恐竜公園にはキャンプ場があります。
州立恐竜公園にあるキャンプ場のテント泊は、極上の施設が用意されているみたいですね。
いま国内でもブームになっている全てセットになったテント泊をグレードアップしたものと考えればよいかもしれません。
国内でもテントの設営不要でBBQなど料理もすべてセットになったものが流行ってますよね。一度利用したことがありますが、時間が有効に使えてメチャメチャ楽しめました。
州立恐竜公園では、恐竜の侵入を防ぐために木造のシェルターに守られた大型テント、板張りの床、ダブルベッド、電気、小型冷蔵庫などを完備。
シャワー、コインランドリー、カフェなどの施設もあるので、家族での長期旅行にも最適ですね。

恐竜の化石が眠る地は、風景も独特な雰囲気を持っています。
写真のキノコのような岩は「フードゥー」と呼ばれる奇岩です。マッシュルームのようにも見えますね。
沈殿してできた地層が水によって浸食され、硬い岩の頭部から下の部分が残り、現在のような形となりました。
いずれ岩の頭部分も崩れて、傘下の岩も浸食されてなくなっていきます。
キャンプのスペースには、プライベートデッキもあるそうなので、眺めも楽しめそうですね。
福井県にある「福井県立恐竜博物館」が想像を超える楽しさだったので、カナダの州立恐竜公園も期待できそうですよね。
福井県立恐竜博物館のレビューはこちら。
ちなみに「福井県立恐竜博物館」のおすすめ度は「☆5」です♪
↓ ↓ ↓
んー、たのしそう。。。
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