学校が始まって4月半ば、息子が小学校から学校推薦の「国語辞典」と「漢字辞典」の申込書を持って帰ってきました。
「紙の辞書より電子辞書の方がよさそうだけど・・・」
小学生 学校推薦の国語辞典 vs 電子辞書 どちらがいいの? 新レインボー 小学国語辞典 レビュー
購入した辞書「新レインボー 小学国語辞典」の紹介だけにしようか迷いましたが、少し「紙の辞書 vs 電子辞書」について書いてみたいと思います。
辞書は、何十年も前から使われてきているものなので、なんの疑いもなく購入してしまいそうですが、「電子辞書」でもよくないですかね?(笑)
小学生向けの電子辞書も発売されてますし、一年後の小学4年生には、電子辞書を購入して「紙の辞書」はほとんど使っていないとのコメントもありました。私もどちらかというと「電子辞書派」です。
とは言っても、
学校で必要となれば、息子も困るのでどれにしようか迷いながら「学研 新レインボー小学国語辞典」をGET。
この「新レインボー小学国語辞典」は、学校指定のものではないのですが、
・オールカラー
・漢字辞典付き
・スピン2本付き(しおりヒモ)
・学校指定辞書のお友達と言葉の意味を比べながら楽しめる・・・かも
の理由で決めました。
学研 新レインボー小学国語辞典
単語を引きやすいように「あかさたな・・・」と記されてます。昔は自分で書いてましたよね
「小型版」と「ワイド版」が販売されてますが、我が家は「小型版」を購入しました。
ワイド版は、大きくて見やすいようですが、特に見にくいと感じませんでしたので、小型版で良いと思います。
辞書を開いてみると、たしかに40年前とは比較にならないくらい見やすくなってました。しかもオールカラーというのも印象がいいですね。
辞書の説明文の漢字にはルビもあって小学校低学年の子でも使いやすく、一部イラスト付きなので、プラスアルファの学習に役立ちそうです。
スピン(しおりヒモ)も2本ついてます。
小学1年生~3年生までの漢字表も同封されていました。お風呂で眺めることができるよう防水加工がしてあるとさらに嬉しいですね。
いろいろと改善されていて、思っていたよりも国語辞典の印象はよかったです。
が、
やはり個人的には「電子辞書」でよいかなぁと思いました。
「ココがいい」
「これがよかった」
と「紙の辞書」の良い点を述べることは出来ますが、「電子辞書」という製品がありますので、昔の価値観を押し付けるだけではなく、選択肢があってもいいかなぁと思うんですよね。。。
子どもに両方のメリット・デメリットを伝えて選ばせることで、昨今の教育でよく耳にする「自分で考える力を養う」につながっていくような気がします。
が、クラスに「紙の辞書」と「電子辞書」の子がいると授業の進行に支障がでますから、統一する必要がありますね。
多くの大人が手にしているものは「電子辞書」。。。
パソコンの前にいれば、PCで「ちゃちゃっ」と意味を調べちゃいますしね。ネット辞書の精度が高くなれば、電子辞書も不要になるということです。
なぜ小学生、中学生、高校大学と「紙の辞書」を使っていた世代が手にしているものが「電子辞書」なのか・・・それは明らかですよね。
そして子どもに与えるのは「紙の辞書」?
昔は車の運転に「紙の地図」が当たり前でした。「紙の地図」の方が頭も使いますし、脳には良さそうですが、ナビを使っている人がほとんどですよね。
音楽も昔の蓄音機(レコード)は味わい深く良いと思いますが、いまではほとんど見かけることもありません。
いま「紙の辞書」は販売数が激減しているのですが、ほんとうに良いもの、役に立つ便利なものであれば、自然と残っていくものです。歴史教育も数十年前と比べて内容に変化があるように、そろそろ使用する辞書も選択肢があって良いと思う今日この頃です。。。
電子辞書のメリット
電子辞書を勧める理由は、
単語の説明文に分かりにくい語が出てきても、その単語を選択して数秒でジャンプできることです。これって電子辞書ならではですよね。検索を横断できるところに魅力を感じています。
漢字を調べるときは、手書き入力で検索ができますので、すぐに見つけることが可能ですし、とにかくスピードが違います。
しかも軽くて、持ち運びもラクチン♪
英語辞書付きのものは例文を読み上げてくれる機能や発音の練習もできる機能が付いています。
■電子辞書が良いと思う理由 ・単語検索後、説明文に分からない単語があっても、その単語を選択してジャンプできる(さらに意味を調べるのが容易) ・かるくて辞書の数が豊富 ・漢字辞典は、手書き入力ができてカンタンに検索できる ・知りたい語句をマイクに向かった話すだけで、すぐに調べられる |
子どもの立場になって考えたら「紙の辞書」と「電子辞書」を渡されて、どちらが嬉しくて、学習意欲がわきますかね?
私だったら見た目もスマートで軽くて持ち運びしやすい「電子辞書」がうれしいかな。。。って思います。
電子辞書に内蔵しているのは国語辞典だけでなく、
・漢字辞典
・英和辞典
・和英辞典
・英英辞典
・日本史&世界史
・古語&ことわざ
などその他書ききれないほどの辞書が含まれているモデルもあります。もちろんこういった機種は高校生、大学生になって使うものです。
故障が指摘されることもありますが、電子機器なので当たりハズレはあります。ちなみに我が家にある電子辞書(2個)は15~20年使ってますが、故障したことはありません。
ちなみに1台は、2003年11月に発売されたセイコーインスツル株式会社(SII)のSR-M5000です。液晶はモノクロですが、コンパクトで使いやすいので、いまも現役です。
紙の辞典のメリットを調べてみると
・辞書を使うと単語の意味を覚えやすく、語彙力を養える ・書き込みができて、使い込む達成感もある ・思考力、コミュニケーション能力が身につく ・値段が安い ・手を使うことで記憶に残りやすい ・調べた単語の前後も確認ができる |
などなど。
ネットに公開されている「紙の辞典のメリット」は、上記のように感じる人がいてもおかしくはないことなので、特に何も触れずにスルーしておきますね。
もし仮に「電子辞書」にした場合ですが、機種によって高機能で高価なものがありますので、小学生向けの必要最低限の辞典をセットにした学校推薦の電子辞書を用意する必要がありますね。親御さんも安心できるかと思います。
いまの子どもって、小学校の授業で英語もパソコンも始まりましたし、何十年も前に比べたら学ぶことも増えて、忙しくなってますよね。習い事も専門性が高くなっていて、時間の費やし方がまったく違います。
新しい習い事の分野に、小学生から始める「ロボット製作とプログラミング教室 」がけっこう人気で、習っている子どもたちも楽しんでいると聞きます。
とは言え、
日々の生活に ” ゆとり ” がない印象ですが、どうですか。
うちの子はサッカークラブに通っていて、中学高校と同じような部活状態。楽しんでいるので続けさせますが、忙しくなった分、少しでも ” ゆとり ” 時間を作ってあげたいなぁと思っています。
すみません、少し長くなってしまいましたね。。。
また何かおもしろいオモチャを見つけたら、アップしていきますので、ぜひまたよろしくお願いいたします。
m(__)m
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