サッカーチームに所属する息子は時間を見つけては、公園でサッカーの練習をしています。息子は素直な子で、言われたことを忠実にこなしていく能力が高いように感じています。
が、
サッカーは常に状況が変化するスポーツなので、言われた通りに動いているだけでは、ボールのパスも回ってこないですし、触れることもできません。
子どもの能力に合わせて状況を説明してあげることが上達する近道でもあるので、ポジショニングの勉強をすることにしました。
パスをもらえる場所は?小学生の息子が勘違いしていたポジショニング
試合を観戦していると、自分のお子さんの動きに「そこじゃない!」とハラハラドキドキさせられることがありますよね。公式戦であれば尚更です。
特に
「敵のボールを奪うことが苦手」
「ドリブルで抜けない」
「パスがもらえない」
の3点が主な要因になっています。
敵のボールを奪うための練習方法はこちらをご覧ください。
今回は3番目の「パスがもらえない」を考えてみたいと思います。
敵のいないスペースに入れば良いわけではない
最近の息子は常に敵のいない場所でボールを受けようと考えながら動いているのが分かります。
ただ「 敵のいない場所 = パスがもらえる場所 」ではないんですよね。下の表を見てください。
↑ 息子のポジションは、周りには敵がいない ” 矢印 ” の場所です。
ここでパスがもらえるのかどうか、お子さまと一緒に考えてみてくださいね。
↑ 周りには敵がいないので、味方からパスがもらえそうですが、息子とボールを持った子の間に敵(黒い丸)がいます。
味方の子が敵を抜いてくれればよいのですが、パスをもらえる可能性は低くなります。
それでは、どこに動けばよいか・・・
↑ 上の図はどのチームでもたくさん練習をしている「3:2」の構図です。
上の図では、ボールを持つ味方とボールを持たない仲間二人(息子含む)で三角形を作ってますよね。
味方がパスを出しやすい場所に動くことがベストです。とにかく味方がパスを出しやすい場所に動くこと・・・もらえなければパスをもらえるまで動くことです。あとは実戦で、学んでいくしかないです。
息子のポジションから矢印の場所に動くことで、敵が警戒しスペースが生まれたり、仮に敵にボールを取られても早い段階で3人が力を合わせて相手からボールを奪うことも可能となります。
試合が始まると「3:2」「2:1」などの状況を忘れてしまう子(我が子)もいるのですが、大きなグランドになってもやることは同じです。
小さな三角形もあれば、大きな三角形でパスを回すこともあります。
素早いパス回しをしながら瞬時に適切な場所に移動、ドリブル、パスにつなげるのです。
上記の説明をしたときは
「あ~、そうか。わかった。」
と納得をしてくれました。
まだまだ訓練は必要ですが、息子の動きがよくなってきたのも事実です。次の対外試合では、活躍できることを祈りたいと思います。(がんばれよー 笑)
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